香盛り
こんにちは、住職の拓海です。
法事にて焼香用の香炉が火種を使っていないことに驚く方がいらっしゃったので、当山での方法を紹介してみます。
最近は炭などの火種を使用なさっている御寺院が増えておりますが正音寺では下記のような方法です。
①まず、灰を綺麗にして均します。
②そして溝を掘ります。
法要の時間の長さによって一文字や馬蹄形や、コの字などにしたり太く深くしたりします。
③溝に抹香という粉末状のお香を盛ります。タイトルの香盛りとはこのことです。
使う際は左に小さく折った線香で着火し、焼香をしていただきます。
どこか参拝に行った際や法事に参列する際に気にして見てみると、場所によっての違いを楽しめるかもしれません。
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